コーチングガイド
Coaching
Guide
コーチングガイド
KCGモデル
KCG = KnowChooseGive
EQにおける強みを8つに分解した概要図であり、EQを高める際に使用していきます。
8 Competency
8つのコンピテンシー
Know Yourself
感情リテラシー(Emotional Literacy)
単純な感情から複雑な感情なものまで、正確に認識・解釈する能力
感情は、内側からのメッセージ。「悲しい」 「イライラする」といった感情の背景には、失ったものや叶わない期待など、必ず理由があります。
感情リテラシーが高いと、
- 感情を冷静に受け止め、適切に対処できる
- 思考や行動に一貫性が生まれる
- 他者理解や共感にもつながる
逆に低いと、
- 「モヤモヤするけど理由がわからない」状態が続く
- 感情に振り回されやすく、誤解や衝突が起こりやすい
まずは自分の感情に名前をつけることから。それがEQの土台となる第一歩です。
自己パターンの認識 (Recognizing Patterns)
習慣的に繰り返される反応や行動を認識する力
人は、出来事に対して無意識の価値観や信念を通して反応します。この「いつも同じように反応してしまう」癖こそが、自分の行動パターンです。
このパターンを認識できるようになると、
- 自分の行動の背景にある感情や思考に気づける
- 「なぜまたこうなった?」を冷静に見直し、新たな選択肢を持てる
- 成長や変化に向けて、自分を効果的に調整できる
一方で、認識できなければ、
無意識のクセに振り回され、同じ結果を繰り返しやすくなります。
変化の第一歩は、 「気づくこと」から始まります。
Choose Yourself
感情リテラシー(Emotional Literacy)
自分がとろうとする選択肢のメリットとデメリットに関して、行動をとる前に予測し選ぶ力
行動を起こす前に「その先にどんな結果や感情が待っているか?」を予測し、自分にとって最適な選択をする力が、このコンピテンシーです。
行動の動機には、欲求・感情・信念が絡み合います。
たとえば「話しかけたい」気持ちと「失敗したら嫌だ」という不安が同時に存在する時、どちらの感情が自分にとって大きな報酬になるかを瞬時に判断し、行動が決まります。
この力が高い人は、
- 衝動的な選択を避け、納得感のある行動が取れる
- 感情的な揺れにもブレずに対応できる
逆に低いと、
後悔や迷いが増えやすく、行動に一貫性が生まれません。
まずは自分の感情に名前をつけることから。それがEQの土台となる第一歩です。
感情のナビゲート (Navigating Emotions)
湧き上がる感情を理解し、適切に扱いながら前向きな行動へ導く力
感情は流れのようなもの。ときに怒り、不安、焦りといった“負の感情”が押し寄せても、そのまま流されず、「どう受け取り、どう行動するか」を選び取る力が求められます。
この力が高い人は、
- 感情の波に呑まれず、冷静に思考や行動を選び直せる
- ネガティブな状況でも、そこから意味や学びを見出そうとできる
- 結果として、ポジティブな感情や楽観的な視点へと自然に転換できる
一方で、感情に支配されやすい状態では、
感情的に反応し、望まない結果を繰り返す傾向が強まります。
感情をコントロールするのではなく、「うまく使いこなす」ことがこの力の本質です。
内発的モチベーション(Intrinsic Motivation)
報酬や見返りなどの外発的なものでなく、個人の価値観や自己の内側から沸き起こるエネルギーを生み出す力
誰かの評価や報酬のためではなく、「自分がどう在りたいか」を基準に行動できる人は、周囲に流されず、持続的な力を発揮できます。
この力が高い人は、
- 外的な結果に左右されずに挑戦や継続ができる
- 自分自身の選択に誇りを持ちやすく、納得感をもって動ける
- 感謝されること以上に、「届けたい」という想いに忠実
逆に低いと、
- 他人の評価に振り回されたり、目的を見失いやすくなる
- 継続が苦しくなったときに行動の軸がブレやすくなる
「自分がどう生きたいか」を原動力とする姿勢が、内発的モチベーションの本質です。
楽観性の発揮(Exercising Optimism)
規模や可能性を信じ、自分から前向きな展望を持つことができる力
楽観性とは、「なんとかなる」という楽観的な気休めではありません。
起きた事実をしっかり直視したうえで、「これからどうするか?」に意識を向ける思考力です。
この力が高い人は、
- 失敗を限定的・一時的なものと捉え、改善へ向かうエネルギーを持てる
- ネガティブな状況にも、主体的な行動の選択肢を見出す
- 自分自身の未来に可能性を感じ、希望を持ち続けることができる
逆に低いと、
- 失敗を自分全体の否定と捉えて落ち込みやすくなる
- 状況に対して無力感を抱き、行動が止まりやすくなる
楽観性は「自分の未来は自分で変えられる」と信じ、動き出す勇気です。
Give Yourself
共感力の活用(Applying Empathy)
他者の感情や視点を理解し、その人の立場に立って感じ取り、適切・建設的な関係を築く力
共感力とは単に「気持ちを分かってあげること」ではなく、その理解をもとに相手にとって有益な関わりを選び、行動に移す力のことです。
この力が高い人は、
- 相手の感情に寄り添いながらも、建設的な対話や関係性を築ける
- 落ち込んだ相手に「どう活かすか」の視点を投げかけられる
- 感情の奥にある本音やニーズに気づき、優しく照らすように働きかけられる
逆に低いと、
- 相手の気持ちに飲み込まれてしまったり
- 逆に感情を受け止めきれず、距離を置きすぎることも
共感力の「活用」は、他者の感情を起点にして、未来志向の選択肢を共に考える基盤となります。感情リテラシーや感情のナビゲート、結果を見据えた思考、楽観性の発揮など、複数のコンピテンシーと絡み合うことで、より豊かに発揮されるEQの力です。
ノーブルゴールの追求(Pursuing Noble Goals)
日々の選択を自己の強く大きな目的と結びつける力
「Noble(ノーブル)」とは、利他的で、自分自身を超えた高次の目的のこと。ノーブルゴールとは、自分の人生を通じて何を成し遂げたいか、どんな価値を後世に残したいかといった“人生の意義”に通じる目的です。
この力が高い人は、
- 自分を満たした先に、自然と他者や社会への貢献意識が芽生える
- 「目の前の行動や選択が、ブレない「軸」を持ち続けることができる
- 長期的視点を持って、自分の人生に納得感を持ちながら進める
逆に低いと、
- 目の前のことに流されやすくなったり
- 「短期的な成果や評価に一喜一憂し、自分らしさを見失ってしまう
“自分というグラスを満たし、その溢れた想いが他者に注がれる”。その先に、人生のビジョンや自分が残したい価値が見えてきます。ノーブルゴールは、EQのすべての力を支える“生き方そのもの”に関わる力です。
Keywords
IGNITEQの用語解説集
用語名
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FAQ
よくあるご質問
コーチングではどのような内容を話しますか?
IGNITEQのビジネスコーチングでは、まずご自身や組織として取り組みたい課題やゴールを設定するためのヒアリングを行い、これまでのご自身の経験や事象、その時に現れた感情などを紐解いていきます。 ゴールを設定した後、コーチはそれぞれの事象に対する感情→行動→結果に伴う思考の動きを読み解くための問いかけを重ね、感情・思考・行動の3つの要素を一致させていきます。
どんな人がコーチングを受けていますか?
学生から経営者まで幅広くお受けいただいています。 経営者や会社員、MBA課程の社会人学生の方を主とし、主婦や就職活動中の学生など、コーチングを日常に取り入れている方は多岐に渡ります。 「興味はあるけれど、どんなものかわからないので不安」という方向けに体験コーチングも承っておりますので、セッションを体験してみてください。
結果が出る人と出ない人がいるというのは本当ですか?
自らやろうとするかどうかが結果につながります。 目標達成や理想の自分に向かってアプローチをする中で、コーチに任せておけば目標達成に導いてくれるだろう、という考えでは、残念ながらコーチングはうまく機能しません。 素直に今の自分の状態を受け入れ、実際に新しい思考に基づく行動をしていくことで結果につながります。
どこで、どのように受けるの?
IGNITEQのビジネスコーチングは基本的にはオンライン*で、3ヶ月〜半年間かけて行います。 現地へ伺うこともございますが、基本的にはオンラインで完結するコーチングサービスです。 場所を問わず、時間も自由に調整しながら、定期的なセッションを繰り返していくことで、理想のゴールに向かったナビゲートしていきます。
*zoomにて行います
IGNITEQのコーチについて教えてください。
IGNITEQのコーチは、⽇本認知科学コーチング協会が発⾏する「JCCA認定プロコーチ」の資格を有しており、専門的な知見と技術に基づいたコーチングをご提供しています。 さらに、IGNITEQの強みであるEQ(感情知性)を適切に読み解き、活用するため、「SEI EQアセッサー」の資格も取得しています。この資格により、クライアントの感情や思考の傾向を科学的に分析し、変化を引き出すための効果的なナビゲートが可能です。 心理学と認知科学の両面からアプローチできる、信頼性と再現性の高いコーチングを安心してご利用いただけます。
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